☆離任のご挨拶☆
皆様、こんにちは。新潟県庁から研修生として派遣されている八木秀典と申します。
この度、7月にハバロフスクでの任期を終えて帰国することになりました。
昨年9月に当地に赴任し今年6月までハバロフスク教育大学にてロシア語を中心としたロシア事情を学んでおりました。着任当初は右も左もわからず、街を歩けば道に迷い、店に入れば言葉が通じず店員に怒られる状態でした。現在は仕事上の話はまだ無理ですが簡単な日常会話は出来るようになりました。
日本国内ではロシアに対するマイナスイメージが多く残っていますが約10ヶ月間のハバロフスク生活はそうしたイメージを払拭するものでした。先ず、気候がとても良いことです。ロシアの気候というと吹雪を連想しますが、気温は低いものの冬季は連日晴天であり、夏季も白夜で遅くまで日が出ています。新潟より日照時間が長いように感じられました。次に、ここ数年ロシア経済が好調なためか、街中に活気が感じられることです。街中の至るところで建設工事が行われており、私の滞在中にコムソモルスク広場の教会や日本総領事館裏の公園などが完成しました。最後に、なによりもロシアの人々が素朴で暖かいことです。着任当初、店内で注文にまごついていると後ろに並んでいる人から「この人はオレンジジュースが買いたいのだよ。」などと助け舟を出してもらうことが度々ありました。本当はりんごジュースが買いたかった時もあったのですが親切はありがたく感じました。
今年9月にはウラジオストックに赴任し研修を続けます。語学力を日常会話レベルから業務レベルに上げ、研修終了後は日露掛け橋の一本のボルトくらいにはなりたいと願っております。
滞在中はハバロフスク日本人会の方々にはいろいろお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
平成14年7月5日
新潟県庁 派遣研修生 八木 秀典
新潟市役所より語学・行政研修として1年間派遣されておりましたが、9月16日に帰国することとなりました。ハバロフスク滞在中、日本人会の皆様には大変お世話になりました。紙面を借りてお礼申し上げます。
帰国後は引き続き新潟市国際課で主にロシア関係を担当いたします。ロシアとの交流では、新潟市はハバロフスク、ウラジオストクの2都市と姉妹都市となっていますが、さらに日本とロシア極東シベリア地域の地方レベルでの相互理解と協力関係発展のため、微力を尽くして参りたいと思います。
一時帰国等で新潟にお立ち寄りの際は、ぜひご連絡ください。新潟のおいしいお寿司とお酒などご一緒できれば幸いです。
末筆ながら、日本人会会員の皆様のご健勝と、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
宮島利行
☆藤瀬総領事公邸料理人が贈る/ハバロフスク生活応援レシピ 第3回☆
今回は、簡単な鶏肉の中華(ハバロフスクの食材で)を考えました。
@棒々鶏
材料&手順
鶏もも1枚に塩コショウをして、しばらく置く。鍋に入れ、水(ひたひた)にし生姜1片を水から沸かし、そのまま冷やす。
タレ
青葱(好みの量)、生姜1片(みじん切り)、ゴマ(大さじ1杯)、砂糖(大さじ1/2杯)、醤油(大さじ1杯)、お酢(大さじ1/2杯)、ごま油(少々)。 お好みで、豆板醤(少々)を混ぜ、冷ました鶏肉を細かくちぎり、きゅうり・トマト・キャベツ・焼いたナス・若布etcなどの上に乗せ、タレを掛けて出来上がり。
A鶏肉のチリソース和え
材料&手順
鶏もも1枚(5〜6カット)に、塩コショウをし、卵1つと片栗粉と小麦粉を入れ、揚げる(焼いても可) *片栗粉・小麦粉どちらかの場合も可
ソース
フライパンを熱し、油・ニンニク・生姜・豆板醤を入れ、香りを出す。そこに、青葱を入れ炒め、ケチャップ・スープ・砂糖・塩コショウを入れ、味を調える。(スープが無い場合、棒々の茹で汁で可) そこに、鶏を入れ煮絡める(鶏を入れると、濃度が付く) 最後に、ごま油を入れ出来上がり。
<材料>
・油 少々 ・ニンニク 2片(みじん切り) ・生姜 1片(みじん切り) ・豆板醤(少々)
・トマトケチャップ(大さじ1〜1.5)
*何処で材料の購入など、あればお教え致します。(全て、中央市場にあります。)
*もし希望の料理などがあれば、ご連絡下さい。
☆カムチャッカ紀行☆
・・・ハバロフスクからもなんとなく近くて遠いカムチャッカ。日ロ交流協会理事の千葉麻里さんが、この夏のカムチャッカへの旅の印象ならびに食事、宿泊、観光スポットなどに関する貴重な最新情報をメールでお伝えくださり、「六花」への掲載をご快諾くださいましたので、感謝を込めてここに紹介させていただきます。
カムチャッカは涼しくて雨も降らず、すばらしい天気でした。アバチャ山は静かで、珍しい高山植物も多く、たくさん写真がとれました。スタリチカフ島の鳥の生息地も見事でした。
まだまだ見るところはあったのでしょうが、時間がたりませんでしたね。
カムチャッカは、漁業と観光が中心の町で、ほかに農業がわずかにあるだけです。センターといわれる古い町の部分(記念碑や博物館があります)とガリゾントなどの名前のある新しいアパート群やデパート、市場のある2つの部分のある長い町です。
わたしの泊まったホテルは、その中央に位置する「アバチャ」ホテルです。2階に比較的安くて美味しい食事のできる小さなカフェがあります。100ルーブル位で十分夕食ができます。カフェの従業員も、フロントも働き者です。他に市場のある地区の端に「ペトロパブロフスク」というホテルがあり、中に新しくて綺麗なレストランがあります。ここはアバチャよりちょっと高いです。
市場の近くに「メリニッツァ」という洒落たレストランがあります。ここも美味しいけれど、ちょっと高いです。ピザが有名ですが、他の食べ物も美味しいですし、デザートも結構いけます。
アバチャ・ホテルの近くに、ロシア人のお勧めの「ペトロフスキー」というレストランがありますが、ここは私たちが寄ったときには根室の商工会議所の一行の貸切で入れませんでした。入口のロシア人は、どうぞ、と言ってくれましたが、ちょっと・・・ね。
市内のホテルはこの二つがいいらしいです。日本人の団体がいくつか、泊まっていました。
★ ☆ ★ ☆ ★
センターにはベーリングの記念碑などいろいろありますが、車で2時間あればだいたい回れます。
センターの郷土博物館は素晴らしいです。カムチャッカの動植物の生態や、歴史、日本との交流の歴史もあり、さまざまな少数民族の歴史や道具、衣類に至るまで、大変興味深いものです。少数民族の踊りの音楽も残っていて、プロもいるそうです。博物館でビデオだけ少し見せてもらいました。私は、少数民族のコーナーが特に勉強になりました。急いでいて、小冊子なり購入しそこねたのが残念です。
カムチャッカの少数民族の神様が、からすだと聞いて興味深く感じました。このからすの神様はコリャークの神様で、KUTKHという名前です。おなかが、日本のタヌキの置物のように出ていて、擦ると幸せが来る、という木彫りのお土産があったので買ってきました。
温泉が有名で、必ず寄ってください、といわれましたが、私たちはいけませんでした。次回、機会があれば行ってみたいです。空港の近くにPALATUNKAという町があり、たくさん温泉があります。
LECHEBNITSAというところのお湯の薬効が高いそうです。いかにも効きそうな名前ですよね。
水着を忘れないでください。
スタリチカフ島へ行く遊覧船で魚釣りができます。私たちが島をボートで見てくる10〜20分の間に面白いように釣れていました。胸鰭の大きなユーモラスな魚の名前は聞いたけど、誰もしりませんでした。ウニやカニもその場で食べていました。私は、生きたものを食べるのは苦手なので、ちょっと遠慮しましたが。(刺身は生きていないから大丈夫だけど)
島は国立公園で、上陸はできません。切り立った崖にたくさんの鳥が巣をつくって群がっています。
壮観なながめです。海上にはくちばしの赤いエトピリカがたくさん休んでいて、舟が近づくと、水面を走ったり、海に潜ったり・・・
舟が湾を出ると、少し揺れますので弱い方は薬を飲んでおいてください。わたしも、ちょっと酔いましたが、横になっていたらすぐ治りました。
船がなかなか湾を出なかったので、不思議に思っていたら、潜水艦が浮上してきました。
これは、珍しいことのようです。
アバチャ山は本当に素晴らしかったです。
2時間ほどジープに揺られて道なき道を行きます。水の引いた川を走ったり、残雪をこえたり・・・
山小屋に着くと、山のガイドが案内してくれます。体力に応じて、いろいろコースを考えてくれます。
私は日頃の運動不足で、3時間でへばってしまいました。山は何かを立てたりするのが禁じられており、古い木造の山小屋がたまにあるだけで、自然そのものです。
私たちは二人だけ(プラスガイドさん)のツアーでしたので、立ち止まって耳を澄ますと、全くなにも聞こえてこない静寂の中で大自然を感じることができました。
7月13日のことですが、その2週間前には、熊が3頭、そのあたりにはいたそうです。
大きいヒグマが1頭と、小さいのが2頭。
「20日くらいたてば、雪が降り始めるかもしれないな」と言っていましたから、8月のお盆休みには、もう寒くなっているようです。
高山植物が豊富で、小さな可愛い花が沢山みられます。
花の名前がわからないので、写真に撮ってきました。
知り合いの植物の専門家に見てもらうつもりです。
ここでは、夏が短いので、10日ごとに花が変わる、ということでした。
春、夏、秋の花が急いで咲くのでしょうか。
雪解けの水が冷たくて澄んでいます。
アバチャ山では、スキーができるそうですが、日本人客は稀だそうです。
昨年か一昨年か、プーチン大統領がスキーに来て、その間、たいへんな賑わいだったそうです。
火山は活発に活動しているので、絶えず噴火口ができたりして、形がかわるそうです。
私たちは、上の方まで行きませんでしたが、ヘリコプターのツアーもありますので、現地で頼めます。250〜300US$くらい。
山小屋の近くでも、マーモットをたくさん見ることができます。
岩の上で頭をかいていて、つるっと滑って落ちたのが、なんとも可愛かったですよ。
カムチャッカは観光が主な収入のひとつなので、一生懸命働いています。
旅行会社がいくつかあって、現地で手配できます。日本語の通訳も大勢います。
私が頼んだKAMCHATINTURは比較的大きな会社ですが、ドル払いにしてくれと言われました。
円のレートは低いので、ドルを持っていったほうがいいです。
ホテルにキャッシュカードで、ルーブルがおろせる機械がありますが、一台しかなかったので、キャッシュ切れになるとしばらく使えません。
キャッシュカードは大きなところは大丈夫です。
KAMCHATINTURのアドレスです。 intur@svyaz.kamchatka.su
マネージャーのAlla
Zaryshnyakさんは英語も達者です。手配はこの方がまとめているようです。
他にもいくつも旅行社があるようですが・・・。
★ ☆ ★ ☆ ★
大学の日本語の先生に会うことができました。
国立教育大と国立技術大が日本語の教育の中心のようです。
日本人の先生も5人もいるということですが、夏休みで帰国されていました。
これから交流ができるといいのですが。
昨日から、また日本語の生徒が来ています。
カムチャッカで黒パンと蕎麦の実を買って、生徒に出しました。
日本ではなかなか手に入らないので大好評です。
ハバロフスク日本人会の皆様へ
---- From
Yubari with love・・
佐藤 正樹です。初めて、お便り差し上げます・・・すぐ近くの北海道は夕張在住 ・・・「六花」第2号からの愛読者で、9月からは、編集者の岡田さんに大変お世話になっております・・・
来春、22年ぶりにロシアに、今回はハバロフスクに「滞在型」の旅をしようと準備を進めています・・滞在方法については「HOFA=Host Families Asosiation」 本部はサンクト・ペテルブルク、ハバロフスクにも「連絡事務所」あり、の「ホームステイ」を使おうと考えています・・・希望は「小・中学校の音楽の先生か音楽愛好家」の家とするつもりですが、どうなりますか・・・(^_^)??
今日は、休みで、快晴なので、デジカメを持って大夕張まで走ってきました・・・左の写真は「夕張岳」です・・・
右の写真は「大夕張ダム」で、今、かさ上げ工事をしております・・・このダムの上流の住民は既に移住しています。
中の写真はさらに上流の、私の好きな情景の橋の上で、見知らぬ人にシャッターを押してもらったものです・・・全て数キロバイトに圧縮したので、写りは悪いですが、ご了解を・・・
夕張は炭鉱閉山後、メロンと「石炭の歴史村」と国際映画祭などで「観光都市」への転換をめざしてきてますが、最盛時12万人いた人口も今は15000人となり、かつ高齢化し、人口推計によれば2030年 [生きていれば私は84才] には5000人を切るとの報道もあり、何か寂しい思いにかられる事もあります・・・
最近、夕張市のホームページが刷新され、なかなか見やすくなりました・・・関心をお持ちの方は、ぜひ訪問してみてください・・・
http://www.dolphin.co.jp/hpr/yubari/Index.html
2002.10.14 Маккий 〔愛称〕
☆十人十色、私のブユ対策☆
今年の夏はいつになくブユが多かったようですね。日本製のスプレーも効かないというロシヤのブユのこんな撃退法を見聞きしました。試してはみなかったのですが・・・。
「ふつうのサラダオイルにシャンプーと酢(酢酸/уксусная кислотаでも可)を少しまぜて皮膚に塗ります。森に多く一番手ごわいヌカカ/мокрецさえ、これには苦戦しますよ 」(画家ゲンナーヂイ・パヴリーシンさん)
「食料品店に売っているバニラパウダー/ванильный порошокをコップ半分の水に溶いて塗ると効きますよ」 (放送局音楽編集員ラリーサ・ダニーリナさん)
「咬まれた傷が早く治るようにするには、蜂蝋(プロポリス/прополис)の溶液を患部に塗ります。ちなみに、蜂蝋の匂いは蚊やブユを追い払います。蜂蝋が苦手な人は例外ですが。患部がひどくむずがゆい場合は、サワークリーム(スメターナ/сметана)で湿布をするといいでしょう・・・」
☆ハバロフスク第7パン工場のオレーグ・フョードロフ工場長に/突撃インタビュー!!B☆
30種類以上の菓子パンを製造している第7パン工場のオレーグ・フョードロフ工場長を前に、知りたいことだらけの私は次々に質問をしていきます。ちょっぴり打ち解けた雰囲気の中、インタビューは続きます。
<インタビュー>
私:それでは、工場長さんのところでは、新製品はどうやって生まれているんですか?
工:我工場には技術担当グループというのがあって、このグループが定期的に市場調査をおこなってい
ます。直接、店で試食会を催して、お客さんの声を聞きます。パン博覧会を開くこともあります。
私:消費者の声を取り入れているということですね。
工:もちろん。工場内に販売課という課があり、そこでは電話で消費者からの提案、質問を受け付けて
います。我工場のパン配達用トラックに必ず電話番号が記されていますから、そこに電話して意見
を述べてくれれば、販売課が対応します。
私:日本の伝統的な菓子パンの中にあんぱんというものがあるんです。(あんぱんについて説明する)
工場長さんのところで作ってみてはいかがでしょうか?
工:それがどんなものか実際に持ってきて見せてくれれば、うちでやってみてもいいのだが。でもね、
我工場では大豆ペースト入りの菓子パンをすでに製造しているよ。
私:えーっ! まだ私、試していません。それは何という名前なんですか?
工:ズドーバ・エリートナヤ(сдоба элитная)というのですよ。
私:あら、それなら私、食べました。中身はチョコレートペーストかと思っていました。でも、すこし
ぽそぽそした感触なので、不思議だなと思っていたんです。大豆ペーストに何か味付けをしている
んですか?
工:そう。ココアパウダーを混ぜているんだよ。
私:だから、チョコレートペーストかと思ったんんだ・・・ 。?
ところで新製品はお客さんの声からうまれるってことですが、どれくらいのペースで新製品を作っ
ているんですか?
工:2ヵ月に2種類というペースかな。
私:ということは2ヵ月に2種類の製品が消えるってことですか?
工:そういうこと。
私:またパン(хлеб)の話にもどりますけど、日本では黒パンをめったに見かけません。売られて
いるとすれば東京など大都市の高級食料品店などで、そこでは1斤60ルーブルくらいするかもし
れませんよ。
工:なにっ?! ということは、1斤20ドル?
私:いえ、1斤60ルーブルぐらいですから、2ドルですよ。
工:そう、そうだね。(胸をなでおろした様子で)
私:工場長さんには黒パンで日本進出をする意向はおありですか?
工:(遠くを見る目つきで)日本への黒パン出荷は十分将来性があると思うがね。日本側から、パート
ナーが現れたらやってみたいな。
私:それでは、ハバロフスクに住む日本人の皆さんに一言おねがいします。
工:我工場のパン製品をいろいろ試してみて下さい。きっとお気に入りのものが見つかると思いますよ。
皆さんが、質がよく、おいしいものを食べて、日本にいるとき以上に心地よく、快適にハバロフス
クで生活を送ることができるよう、心から望んでいます。
私:ありがとうございます。それで・・・ 。パン工場の中を見てみたいのですが。よろしいですか?(電
話で一度断られているので控えめに。)
工:企業の秘密ってものがあるからね。外部の人は中には入れないんだよ。
私:実際生産過程を見た方が、記事を書きやすいし、日本人にもロシアのパンについてより詳しくお話
できるかなと思いまして。やっぱりだめですか?(かなり落ち込んだ声で)
工:――― (考え込む工場長。)
私:お願いですから・・・ 。
すると、工場長は黙って立ち上がり、棚の扉を開けて、白衣を取り出し私に差し出したのでした。この白衣を着て、憧れのパン工場見学・・・
。この時はじめて、夢が実現する時の幸せな気持を味わった私でした。
工場内はもちろんかなり機械化されていましたが、パンの型に油をはけでぬったり、ピロシキの中身を包んだりする作業は、人の手によっておこなわれていました。
あたりはパンが焼けるよい香りが広がり、ここでまた幸せな気分に浸る私でした。
さて、工場内の中央の通路に、黒パン、白パン、バケットなどが大きな容器(大人の胸の高さくらいまである巨大ボール)の中に山積みにされているのを発見。形が少々崩れていたり、部分的に陥没していたり。ちょっぴり哀れな姿をしたパンたち。でも、食べられそう。
私:これらのパンはいったいどうしたのですか?
工:顧客である店から返品されたパンだよ。つまり、店で売れ残ってしまったもの。これを、
сухари/スハリー(ラスク)にして、また出荷するんだよ。
私:へー、返品されたものをスハリーにしていたんですか。売れ残りのパンは廃棄するのかと思ってい
ました。
工:とんでもない。うちではひとかけらたりとも、パンを捨てたりはしないんだよ。
私:すばらしい。このお話は必ず、日本人に伝えます。
今まで第7パン工場では甘いスハリーのみを製造、出荷していましたが、今度から、塩・コショウ味のスハリーをも売り出すそうです。試食させてもらったところ、ビールのおつまみにぴったりのスパイシーなスハリーでした。
さらに、第7パン工場でのクッキー生産の予定について尋ねたところ、まさに現在、クッキー製造用プラントの設置について検討しているそうです。
私:それで、まずはどんなクッキーを作る予定なんですか?(興味津々)
私、オフシャノエ・ペチェニエ/овсяное печенье(オートミールクッキー)が大
好きなんですけど。
工:ははは。うちでもまさに、オートミールクッキーからはじめるつもりなんだよ。
私:楽しみ?
(おわり)
(金子佳美)
☆暮らしの伝言板☆
◎ハバロフスク地方フィルハーモニー・コンサートホール(シェフチェンコ通り7)。オルガンも
そなわって、いよいよ待望の新装オープンです。(予約・問合せ/пD32−89−51)。
10月20日16時 フィルハーモニーのアーチストたちとV.チーツ指揮・極東交響楽団
21日19時 I.ガーヴリシュ(チェロ)と室内楽団<グローリヤ>
22日19時 マクヴァーラ・カスラシヴィーリ(ソプラノ)
23日19時 タラース・バギニェーツ(オルガン)<J.S.バッハと初期バロックの音楽>
24日13時 タラース・バギニェーツ(オルガン)青少年のためのオルガン音楽
19時 タラース・バギニェーツ(オルガン)<ロマンチック花火>
25日19時 ニコラーイ・コプィローフ(バリトン)
26日17時 古楽アンサムブル<ペテルブールク・サロン>
27日17時 アルカーヂイ・セヴィードフ(ピアノ)
28日19時 N.ブダーシキン記念民族器楽オーケストラ
29日19時 ドロヴォチェーンコ(ユーモリスト)
(10月12日付の新聞「太平洋の星」その他の情報ですが、開演時間など、念のためご確認を!!)
◎日本の伝統人形芝居<八王子くるま(車)人形>のハバロフスク公演。
10月30日、31日(18時30分開演)、音楽喜劇場(カールマルクス通り64)。
プログラムは両日とも同じです。日本文化に関心のあるお知り合いのハバロっ子をご案内されてはいか
がでしょう。入場券(招待券)は同劇場のチケット売り場または日本総領事館でお求めになれます。
(お問合せは日本総領事館рR2−64−16へ)
◎焼きたてデーニッシュ(слойка)。レーニン広場近くのおおきな本屋さんからカールマルクス通り
沿いにガイダール児童公園方向へ50メートルほど行った右手の食料品店で売っています。
レバー&ソバ(Печень&гречка)10ルーブリ、魚(рыба、カラフトマスでした)10ルーブ
リ、棒カニかま(крабовая палочка)12.5ルーブリ。油もひかえめです。レモン入り、
ポテト&キノコ入りも美味しいそうです。
◎上記の大きな本屋さんで、9月29日、チェブラシカのジグソーパズルを見つけました。たしか54ピ
ース(2種類、各10ルーブリ)と160ピースだったと思います。
◎ロシアン・グッズから潜入ルポまで雑誌感覚で楽しめる、ロシアの映画・アニメ・生活一般情報サイト
「ロシアンぴろしき(ロシぴろ)」のアドレスです。 http://www.rosianotomo.com
◎新しい文学・芸術雑誌「ロシヤ極東(Дальний Восток России)」(創刊者:オレ
ーク・コプィートフ、アレクサーンドル・ロージコフ、アナトーリイ・ポリシチューク)のサイトです。
http://dvr.dvtrk.ru (7月20日付・新聞「太平洋の星」)
◎地元や中央の新聞などのサイトです。
「ТИХООКЕАНСКАЯ ЗВЕЗДА」 http://www.toz.khv.ru
「ПРИАМУРСКИЕ ВЕДОМОСТИ」 http://www.pv.khv.ru
「ИЗВЕСТИЯ」 http://www.izvestia.ru
「АРГУМЕНТЫ И ФАКТЫ」 http://www.aif.ru
「РАМБЛЕР」(ロシヤの検索エンジン)
http://www.rambler.ru
【放送局だより】国営ラヂオ「ロシヤの声」ハバロフスク放送局日本課(電話:32−45−46)の毎月一回の自主制作番組「シベリヤ銀河ステーション」フリートーク・コーナーでは、友情ゲスト出演してくださる方を募集しております。時間は10〜15分程度。普段着のおしゃべりを楽しむコーナーです。また、スタヂオ見学ご希望の方はどうぞお気軽にご連絡ください。ちなみに、当放送局の放送時間は日本時間の午後9時から11時までの毎日2時間です(10時からはモスクヴァ発信)、周波数は、短波5930、6170、7155、7355、中波720、630kHz(2002年10月27日〜2003年3月29日)です。ホームページアドレスは、http://www.vor.ru。モスクヴァからの放送は、常時、このアドレスのリアル・オーディオでもお聴きいただけます。
【編集だより】「六花」秋号、ようやくできました。すてきな原稿や貴重な情報をお寄せくださった皆様に感謝申し上げます。「六花」は、現在、在ハバロフスク日本国総領事館と日本センターに常時置かせていただいておりますほか、総領事館のホームページ(http://www.cgjapankhabarovsk.ru)でもご覧いただけます。お近くのお知り合いの方にもお伝えいただければ幸いです。次号は、2002年12月末日を原稿の締め切りとして冬のうちに発行できればと考えております。会員の皆様、くちコミ情報、離任・着任メッセージ、求人・求職情報などなど、自由なテーマでお気軽にご遠慮なく原稿や情報を編集係の岡田までお寄せください。編集にご参加くださる方も随時ご連絡ください(職場の電話:32-45-46、eメール:okada@pop.redcom.ru)。どうぞよろしくお願いいたします。
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