六花(РИККА)冬(21)号
ハバロフスク日本人会会報     りっか 六花 рикка   迎春!       2007冬・Vol.21
                   

☆忘年会、盛会のうちに☆

2006年12月1日(金)の夕べ、セールィシェフ通りのカフェ「カーク・ドーマ」で毎冬恒例の当会の忘年会が催されました。千葉副会長の司会、長内名誉会長のご挨拶と乾杯の音頭、若手のみなさんのユーモアあふれる絶妙な進行で会場が学校の教室に早変わりしたクイズ形式の楽しいゲーム、「早春賦」「トロイカ」「Ich liebe dich」「My way」「友情」「ムールカ」「百万本のバラ」「ロシヤの平原」などの心和む歌声、フルートの温かな音色、キーボードの軽快な調べに合わせたダンス、そして、とても美味しいご馳走の数々・・・。戸外の寒さを忘れるような賑やかな宴が続いていきました。ご参加くださったみなさま、準備にご尽力くださったみなさま、すてきな歌や演奏をお聴かせくださったみなさま、まことに有り難うございました。ご参加できませんでしたみなさま、次回はぜひご一緒いたしましょう。

                         

                                                   日本食品売り場

 先日、といっても冬のはじめ頃ですが、中央市場の館内で日本食品コーナーを見つけました。プーシキン通り側の入口を入って左手、縦長の回転式看板が目印です。私が覘いたときには、みそ、だしの素、わかめ、パック入りの豆腐、なめこの缶詰といった味噌汁の材料のほか、粉わさび、蕎麦やうどんなどの乾麺、殻つきの牡蠣、ごまドレッシング、ホットケーキミックス、アメリカのチーズケーキ、パック入りの中国のうなぎの蒲焼やインドネシアのマグロの切身なども売られていました。(編集子)

                                        ☆
日本風ギョウザ、優良商品に☆

 昨夏号で紹介させていただいた「日本風のギョウザ」が、ハバーロフスク市と新聞「ハバーロフスク・ヴェースチ」が共催したコンクール《ハバーロフスク市の優良商品10》の大企業部門で入選しました。入選した商品は、大中小企業3部門で各10品ずつの30品。ほかに、ヴォートカ「ベールイ・オリョール(白鷲)」「ヌメルナーヤ」、ビール「DVクラシック」(バルチカ)、ペリメニ「シビールスキエ」、乳酸飲料「ユビレーイヌイ」、ロイヤル・チーズバーガー(21世紀)、パン「ルーコヴィ」(アリファーノフ)、「ルースキイ」(ソローチコ)、ケーキ「ヴァレンチーナ」(ハバーロフスク製菓工場)、「ヴォルシェーブヌイ・ラーイ」(パンチューシェヴァ)など。(20061226新聞「太平洋の星」の情報です。)



                                    ☆山下雅司さんの小説「時空の旅人」☆<連載第8回>

     

                       

        

                         

☆六花版/HPの

http://www.openkremlin.ru  クレムリン・ツアー(「イズヴェースチヤ」紙)
http://homepage.mac.com/toshihak/sentatsu/t3000.html  ウラジオ日記ほか。  
http://music.geocities.jp/bassdomra/  ♪バラライカ・アンサンブル・ポーレ。日露交流の架け橋。
http://www.kmscity.ru  コムソモーリスク市。
http://www.sovgavan-rayon.ru  ソヴガーヴァニ地区。
http://plaza.rakuten.co.jp/sovgavani/diary/   ロシア超極東日記。
http://www.khabarovsk.kht.ru  ハバロフスク市行政府。
http://www.adm.khv.ru  ハバロフスク地方政府。
http://www.adm.sakhalin.ru   サハリーン州行政府。
http://www.primorsky.ru   沿海地方行政府。
http://samurai.hobby-web.net/2/  極東国立人文大学日本語学科4年生ホームページ。
http://yokuryu.huu.cc/  シベリヤ抑留者名簿(作成者・村山常雄さんtmura@nou.ne.jp )
http://www.geocitiesjp/urajionihon/top.htm  ウラジオストク日本人会。
http://www.khabarovsk.ru.emb-japan.go.jp/  在ハバロフスク日本国総領事館。
http://www.vor.ru/japanese.htm 「ロシヤの声」日本語放送。
http://hisgan.fc2web.com「六花」が読めます。◎http://hisada.blog3.fc2.com/ 左記の管理人さん。 




                                       ☆
地元の学生さんたちのスピーチ 連載・第6回

                                              
山よりいいものはない

                                                     
ハバロフスク経済法律アカデミー/ポポワ・ナターシャ

 「Лучше гор - только горы.」皆さん、このことわざを知っていますか。これは日本語で山よりいいものはないという意味です。
 人間は昔から登山に深い興味がありました。空を鳥のように飛びたかったからだと思います。山頂は謎を秘めていて、それに高い山から手を付けない自然が見えるからだと思います。
 夏休みに旅行をするなら、海外旅行よりやまへの旅がいいと思います。登山旅行はあまりお金がかかりませんから、学生にとって都合がいいでしょう。しかし、それだけではありません。もう一つの楽しみは大きいバックパックを背負って行ったり、テントで寝たり、ギターを弾きながら歌を歌ったりすることです。そして、いろいろな人々に会って友達になることもできます。このような理由で登山は私の心を捕えました。
 私は去年の夏休みにどこへ行くか迷っていたのですが、いろいろ考えて、コダルという山脈へ行くことにしました。コダルはシベリアにあります。コダル山脈はそのユニークな自然で世中に知られています。コダルにはいろいろなすばらしい所があります、たとえば、森の中にきれいな湖に囲まれた大きい砂漠があります。毎年世界中いたるところから旅行者が25キロのバックパックを背負ってコダルへチャレンジしに来ているのです。私も力試しをしてみようという気持でいっぱいでしたから、バックパックがいくら重くても、山頂がいくら遠くても、いくら疲れていても、かまいませんでした。私たちの登りかった山の高さは、2500メートルぐらいでした。登っている途中、激しく茂る草原と氷のような谷川に悩まされ、動けないほど諦めようという気持に溢れていたのに、そんなことを気にしないで、登り続けていました。こうして、全力を尽くして、やっと山頂に着きました。そのとき、上からの景色を見て、私は子供のように喜びました。それは心に強い印象を与えました。山頂に雪がいっぱいあったので、まるで冬のような感じでした。これは一生忘れられないことです。
 ふつう人々は「登山はとても危なくて、たいへんだ。」と言います。では、何のために登山家は都市の便利な生活を捨てて、山に行くのでしょうか。私は「山登りは危なくてたいへんだ。」という人の意見もわかります。でも、山に登ると、都市の生活で見えなかったものが、いろいろ見えます。人間にとって本当に大切なものは何か、わかるようになります。山に登り続けるとき、疲れて動けなくなりそうになっても、力をふりしぼって山頂に着きます。そのとき、私は目がさめたような感じがします。社会の偏見はどうでもよくなります。山登りは自分の考え方の再評価にもつながるわけです。この再評価を通して、私たちは自然と心の調和を感じることができます。自然に接すると、日頃の問題を忘れて、人間らしさを取り戻します。そして人間の心を正しく理解するようになります。
 皆さん、私の気持がおわかりになりましたか。まだ、登ったことがなかったら、ぜひやってみてください。大都市の騒ぎを避けて空を触りに行ってみてください。深呼吸をしながら、「人生はすてきだ。」という声を出すのは最高だからです。


                                      ☆
「ワレリー坊やに、援助を!」キャンペーンのお知らせ

お 願 い

 立冬と共に日本列島はにわかに寒波を迎えましたが、皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、突然にお便りを差し上げることを、お許し下さい。私の友人を救うために、私一人の力では及ばないことですから、思い余って皆様の助力をお願いいたします。申し遅れましたが、私はロシア人で、スヴェトラーナ・カルポワといいます。現在、「岡山大学外国人客員研究員」として岡山大学理学部に在籍し、理学部の富岡憲治教授の指導の下、「コオロギの生物時計」をテーマに来年の7月まで2年間の研究生活を送っています。出身地はロシア・サンクトペテルブルグ市郊外で、ペトロザボーツキー大学生物学部を卒業しています。さて此の度、私の故国の友人、タチアナ・モロゾワから「私の息子ワレリーの命を救って!助けて下さい」と切実な連絡がありました。モロゾフ夫婦の一歳半の赤ん坊が重病のため外科手術の必要があるのですが、その医療費がとても高額で、手術を受けられずに途方に呉れているというのです。困っている友人からの知らせに、私は日本にいるロシア人の友人や岡山で知り合った日本人のお友だちにお願いをし、すでに励ましや貴重な寄金を頂きました。しかし、まだ募金は手術費用に十分には足らず、両親の元で必要な金額が集まらなければ、頼りにするベルギーでの手術は受けられず、赤ん坊の生命はどうなるか、わからないそうです。赤ん坊の命を思う友人、母親の心中を察すると、私は女性としても胸が痛み、じっとしているわけにはいきません。何もしないで、じっとしてはいられません。日本には、ロシアとの友好親善に関心が強く、立派な活動をされている団体や組織があると聞き、皆様へも訴えのお手紙を書くことにしました。もちろんロシアには世界的な富豪もいて、ニューリッチと呼ばれる金持ちもいますが、私たちのような多くの普通の人々は毎日の自分の暮らしで精一杯なのです。目標は、2007年2月末までに、何とか必要な残りの100万ルーブル(約430万円)を集めることで、その一部でも出来るだけの協力を出来たらと、私は動いています。どうか、私の気持ちをお汲み取り下さり、何か可能な募金のアイディアや、あるいは温かいお気持ちを寄せて下さる方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。両親からのメッセージをコピーして同封しましたから、ぜひお読み下さい。終わりに、皆様方のご健勝とご活躍を祈りながら、重ねて皆様のご理解とご協力をお願いします。ありがとうございました。        (スヴェトラーナ・カルポワ)
連絡先:〒700-8530 岡山市津島中 3−1−1 岡山大学理学部大学院富岡研究室
пF086−251−8498/Fax:086-251-8498/E-mail:< skarpova@cc.okayama-u.ac.jp  >(英語)
P/S 残念ながら、私は日本語の読み書きが出来ませんので、友人に私の手紙を翻訳してもらいました。私は、ロシア語のほかに、英語を十分に理解します。


幼な子の命を救う助けをしていただきたいと願っているロシア人夫婦です。私たちの唯一人の息子はワレーリー・モロゾフといい、2005年4月21日、ロシア・ノギンスク市(モスクワから北東東55キロ)で生まれました。生後、子どもは生まれつきの胆汁管閉塞と診断され、重症です。これは極めて稀な病気で、肝臓が一度壊れると機能は回復せず、やがて死に至る恐れがあります。生後2ヶ月で息子はフィラトフ名称モスクワ子供クリニック13号病院で「カサイ方式」による手術を受けましたが、それは一時的な延命手術にしか過ぎませんでした。その後も肝臓内胆汁管の慢性的な炎症で、赤ん坊は正常な成長が妨げられています。赤ん坊は絶えず抗生物質を飲まなければならず、体重の増加も著しく遅れています。赤ん坊には肝臓移植手術が不可欠ですが、ロシア国内では技術的な理由で実施できないそうです。調べたところ、手術が可能で一番近いのはベルギーのサン・リュック・クリニックだとわかりました。肝臓移植のための手術費用は3カ月の滞在費を含めずに、8万5千ユーロ(日本円で約1270万円)です。しかし、共に25歳の私たち若い夫婦の経済力は限られています。夫は広告会社で働き、私たちはできる限りの節約をしています。またロシア連邦厚生局で(医療補助)委員会審査を通過するための文書を整えて提出し、政府から必要金額の約3分の2の援助を受けることを期待しています。私たちは、現在までに1万2千ユーロの金額を集めていますが、さらに必要な金額は100万ルーブル(約2万9千ユーロ、日本円で約430万円)です。できる範囲で援助して下さいますように、切にお願い申し上げます。私たちの息子の状態は安定していません。時々高い発熱があり、皮膚も次第に黄色くなっています。出来るだけ早く手術をすることが待たれているのです。どうか私たちをお助け下さい。息子ワレーリーの命を救ってください。 
 ・・・・・・ ワレーリーの両親キリール及びタチアナ・モロゾフ



両親の連絡先 E-mail:  mina9@mail.ruu
インターネットで見るヴァレリーの情報 http://www.rogalevich.org/ru/childrens/Valery-Morozovu
日本での銀行口座 中国銀行・岡山市役所出張所
受取人口座番号: 1257992
受取人名: カルポバ スベトラーナ 
日本での連絡先 (岡山) スヴェトラーナ・カルポワ Tel: 080-6308-3905 / E-mail: svetl-karpova@yandex.ru  (英語)
安藤佐和子 Tel: 090-6434-5675
ロシアでの銀行口座銀行名 銀行名:Sberbank Moscow, Russia
支店名:Central Branch No 8641/01235
住所: Moscow, Russia SWIFT: SABR RU MM
受取人口座番号 (USD): 40817.840.3.3826.3200029
受取人名: Morozov Kirill Vladimirovich



                      モバイル詐欺にご用心(新聞「コムソモーリスカヤ・プラーヴダ」2006.11.09-16の記事より)

他人のお金
貴方の携帯電話オペレーターから、「貴方の口座に○○ドルの入金がありました」という普通のSMS(ショート・メッセージ・システム)のメッセージが届きます。数分後に、今度は普通の電話番号から、次のようなメッセージが入ります。「すみません、私はうっかり自分にではなく貴方にお金を振り込んでしまいました、そこで、恐れ入りますが、この状況を処理するためにご自分のオペレーターに電話していただけませんか」。多くの人は、もちろん、電話をしませんが、それが正しいのです。そうでない情け深い人は、災難に陥った(ふりをしている)見ず知らず人の頼みをきいてあげます。そして、ペテン師の罠にはまってしまうのです。SMSに記された番号の電話は、多回線です。まず、あらたな犠牲者から電話がかかってくると、ある者が電話に出て「こちらはオペレーターです。少々お待ちください、問題を処理する担当の者にかわりますので」と言ってそちらへ電話を切り替えます。すると、オペレーター会社の職員が、"都合のよい"解決策を提示します。「こうなった以上、誤って入金されたお金はそのままお納めください。修正は簡単です。それと同じ額のエクスプレス支払カードをご購入のうえ所定の電話番号に送金していただくだけですので・・・」。
アドヴァイス
どんな場合にもエクスプレス支払カードを用いない、見ず知らずの人の電話番号にお金を振り込まないこと。とくに、貴方がその番号の持ち主の声を聞かず、ただSMSでやりとりしただけという場合には。携帯電話オペレーターについて申しますと、彼らは、後続のサーヴィスにたいする支払いを、とつぜん、請求してくることはありません(加入者の支払は、通信サーヴィス提供の契約の締結および更新の際に合意された厳格に規定された定期的なものなので、口座への支払ではありません)。


スーパー賞
ヴァフターングさん:
「私に電話がかかってきました。画面には+7-9xx-xx-xxといったおなじみの番号が表示されています。機械的な若い女性の快活な声が、「こちらは、ラヂオ《ヨーロッパ・プラス》のくじ引きです。貴方にカイマン諸島への旅行が当たりました。つきましては、当方にお電話ください」と告げました。私は、これは詐欺師たちに違いないと思いました。けれども、実験のつもりでかけなおしました。どうやら、彼らは自分たちの電話で大勢の人を幸せにしたらしく、なかなか電話がつながりませんでした。ようやくつながると、耳ざわりのいい女性の声が、「ただいまオペーレーターはみんな手がふさがっていますので、このままお待ちください」と告げ、音楽を流します。私は、5分ほどそれを聞き、そのあと通信が途切れました。口座から400ルーブリがなくなっていました! あとで、私は、電話番号の偽造が横行していて普通の携帯電話の番号にかけると有料サーヴィスに入ってしまうおそれがある、ということを知りました。
アドヴァイス
クイズに応募していないのに何かが当たるはずはありません。それはまやかしです。自分の口座の差引残高を管理し、自分のオペレーターの顧客担当課の電話番号を調べてメモしてください。そして、もしも詐欺に引っかかったら、すぐにオペレーターに電話をし、あらゆる福引やくじ引きに関する情報を得て、詐欺師たちを捜し出して罰する処置をとってもらいましょう。


クラシックな手口
もっともポピュラーなペテンは、災難に遭った親戚からの電話です。モスクヴァではこの手口は数年前から知られていますが、今では地方にも広まりました。なじみのない電話番号から不意に電話がかかってきます。何者かが、国家道路交通安全機関の者と名乗り、貴方の友人、息子、兄弟に深刻な問題が起こっている、と告げます。たとえば、「おたくの○○さんが車で人をはねて、10年の自由剥奪に処せられるおそれがあります。けれども、もみ消すこともできます。すぐに○○○○ドル分の携帯電話のエクスプレス支払カードを購入して、それらのカードのコード番号を"機関の者"に知らせてください」と。あわてた親戚は、できるかぎり言われるままにしてしまいます。著名人がよくこの詐欺に引っかかっています。たとえば、有名歌手ヴラヂーミル・プレスニャコーフの父親に電話がかかってきて、おたくの息子さんに大きな問題がもちあがっているので息子さんの顔がみたければこれこれの口座にいくら振り込んでください、と告げました。ところが、その金額を振り込んだものの、父親が息子に電話をしてみると、息子はなんの犯罪や不祥事にも巻き込まれていないのでした。
アドヴァイス
言われた番号に電話するかメッセージを書き送る際には、被害者の姓名、年齢、容姿、被害者と話しができるかどうかなど、具体的な質問から始めてください。仮に詐欺師たちが何らかの情報を有していても、完全な情報とはほど遠いので、容易に悪だくみに気づくことができます。
ダーリヤ・ザブゴロードニャヤ記者


                                 ハバロフスク研究の一助(鈴木宣平さんからご寄稿です。)
 
 ハバロフスクに36年の歴史を刻んでもやり残したことはハバロフスクの文化建築物の一覧を作ることでした。
 1970年夏に初めてハバロフスクに来て以来、街をふらついては古い建物の壁に貼られている由緒の看板を熱心に読んだものです。 
 私があわて始めたのがほんの数年前から。 2003年1月に事故にあって市内の病院に入院、3月1日に退院、この頃から街はバブルさながらの建設ブーム、古い建物がどんどん壊されたり、おおきくリフォームされたりしているのを見ました。 
 竹内さんのルーシの建物は保存されているようですが、ホテル・ルーシ以来の歴史は聞かれません。
 市内の歴史建造物を書き出そうとしたのが退院後すぐでしたが、退院後は夏だけハバロフスクに住むだけで記述は遅々と進まず、「教会」だけを「六花20号」に投稿しただけです。
 「像」にしてもムラビヨフ・アムールスキーの建立、撤去、最建立と変遷があり、その他川岸、公園内の像ひとつひとつについてもそれぞれ文化的由緒がありますし、それこそ建物は19世紀末からの日本人居留民、戦前の日本人駐留軍、戦後の捕虜が建てたり使ったりした建築物もたくさんあり、ロシアの建築文化財と一緒に羅列したくなっておりました。
 どなたかこれらハバロフスク市内の建築文化財を書き出し、解説してくださる方はおられませんか?

※鈴木さん、いつもご寄稿をありがとうございます。極東美術館の真裏のアムール河畔の散策路に探検家ネヴェリスコーイのちいさな像がひっそりと佇んでいますが、先日こんな記事を目にしました。

◎ゲンナーヂイ・ネヴェリスコーイに捧ぐ/ペチェルブールグで、極東探検家ゲンナーヂイ・ネヴェリスコーイの思い出が不朽のものとなりました。ロシヤ通信社《ヴォストーク・メディア》が伝えるところによりますと、チャイコーフスキイ通りにゲンナーヂイ・ネヴェリスコーイの記念板が設置されました。この通りの50号館に、この提督、傑出した極東探検家は、長年住んでいました。コストロマー州の出身であるネヴェリスコーイは、海洋学を学ぶためにペチェルブールグへ来て、そこから、《バイカール》号での自身の最初の航行へ赴いたのでした。ちなみに、巡洋艦、都市、湾、そして、ふたつの河川に、提督ネヴェリスコーイの名まえがつけられています。(20061214沿アムール報知)



                                            新聞拾い読み

                                        日本国総領事が表彰状を授与した

 
10月17日、在ハバーロフスク日本国総領事公邸で、ハバーロフスク地方郷土誌博物館(極東国立博物館)のニコラーイ・ルーバン館長へ日本外務省の表彰状を授与する式典が催されました。毎年、日本外務省は、日本との友好関係の発展に寄与した日本内外の市民、ならびに、関係を効率的に強化した文化の機関や団体に、表彰状を授与しています。今年は、さまざまな国の8つの団体と25人に授与され、そのひとりが、ハバーロフスク郷土誌博物館のニコラーイ・ルーバン館長でした。授与式の冒頭、長内敬・在ハバーロフスク日本国総領事は、友好関係および学術面の協力の促進における同博物館の大きな貢献および同館長の個人的な功績を指摘し、館長に表彰状および美しい銀杯を授与しました。A.グリゴーリエフ記者(20061019太平洋の星)


                                           日本の天皇からの褒章

 日本の天皇陛下が、有名なハバーロフスクの学者パーヴェル・ミナーキルさんに、旭日章を授与しました。平成18年11月3日、勲章は、東京の皇居で国家の証印によって認証されました。ロシヤ科学アカデミー極東分院経済研究所のパーヴェル・ミナーキル所長は、《日本とロシヤの学術交流の発展への積極的な参加にたいして》表彰されました。その日本でもっとも権威ある褒章のひとつの授与は、12月14日、ハバーロフスク市内での天皇誕生日の祝賀式でおこなわれます。パーヴェル・ミナーキルさんが所長を務める経済研究所は、日本の学術機関との緊密な関係を保持しており、アカデミー会員のミナーキルさんみずから、両国の研究者たちによって共同でおこなわれている数々の行事に積極的に参加し、日本の大学で講義をしてきました。アレクサーンドル・マリイーンスキイ記者(20061213沿アムール報知)


                                             
夜行エクスプレス

 11月8日の晩、ハバーロフスク-1駅のプラットフォームから初運行の急行列車《アムール・エクスプレス》が出発しました。《アムール・エクスプレス》は、非公式にはさらに《夜行エクスプレス》と呼ばれています。この特別急行列車はひと晩で旅程を走破し、現地時間の18時55分にハバーロフスクを発って翌朝8時37分にブラゴヴェーシチェンスクに到着します。乗客にとってこれはとても便利です。ちなみに、その乗客のことにおもな配慮がほどこされています。列車は9両のかなり快適な車両で編成されています。そうした車両を極東鉄道は現在30両余り所有しています。《アムール・エクスプレス》には、車椅子の方のための特別の車両があります。そうした方のために、自動的にもちあがるベッドのついた2人用のコムパートメント、プラットフォームから車両への移動のための昇降デッキ、特別のリフトがあります。その他の形のサーヴィスも見込まれています。たとえば、乗客の希望と注文に応じて乗客のコムパートメントに食事が届けられます。乗客の《気まぐれ》に応じて、旅の時間をつぶせるようにDVDディスクが乗客に提供されます。
レオニード・ガーピチ記者(20061110太平洋の星)


                                        スーパージェット100は国外へも飛ぶ

 12月19日、ハバーロフスク空港の国際ターミナルで、連邦国営単一企業《ダリアヴィア》とコンツェルン《スホーイ》の会社《スホーイ民間航空機》が、10機の地方向け航空機スーパージェット100の供給に関する協定を締結しました。取引の額は、1億7000万ドル以上。現在、《コムソモーリスク・ナ・アムーレ航空機生産合同》は、新しいシリーズの最初の飛行機を建造しています。《ダリアヴィア》のアレクサーンドル・キセリョーフ第一副社長の話によりますと、2009年末までにコムソモーリスク・ナ・アムーレの航空機制作従事者たちは、その飛行機をハバーロフスクのパイロットたちに供給することになっています。キセリョーフ氏は、「肝心なのは、乗客にとっての利便性、路線網の拡大、ハルビーン、ソウル、新潟便の増便および再編成です。現在、たとえば、ハルビーンには週2便飛んでいますが、将来は需要をよりじゅうぶんに考慮することができ、93人乗りのこの地方向け航空機による追加便も考えられます」と語りました。契約に基づいて、《ダリアヴィア》は、スーパージェット100を、6機購入します。契約は、さらに4機の供給を見込んでいます。新しいシリーズの航空機は、現代のパースペクティヴな安全性や信頼性などの要求基準に完全に合致しており、ロシヤの航空会社の国内および国際路線網の成長と発展の基礎となるものです。フセーヴォロド・ソビシチューク記者(20061220沿アムール報知)


                                        
 バレーボールのビッグ・イヴェント

 来年、ハバーロフスクが、一時、世界のバレーボールの中心となります。当地で、女子のグランプリ・シリーズの1ステージが開催されるのです。先日、日本での国際バレーボール連盟の会議で、グランプリ・シリーズをハバーロフスクで2007年8月に開催する決定がとられました。組織者たちは、カラフルなショーを催す計画で、そのために、世界的なスターたちを呼び寄せて、大会の開会式と閉会式のパレードに出演させたい考えです。また、大会のマスコットも考えなくてはなりません。ちなみに、希望者はだれでもアイデアを寄せることができ、そのマスコットが採用された人には全試合のチケットがプレゼントされる、ということです。
ドミートリイ・イゴリーンスキイ記者(20061101太平洋の星)

◎水族館《アムールの魚たち》(太平洋漁業海洋学研究所(ТИНРО)ハバーロフスク支部)
   場所/アムール並木道、13a(29番のバスで《レギオバンク》下車)、問い合わせ/315-600。
   時間/11時〜17時(水曜日〜日曜日)、サイトhttp://www.tinro.khv.ru  (20061004沿アムール報知)

◎国内郵便料金(2006年12/1〜):はがき4,75ルーブリ、封書(20gまで)6,50ルーブリ。(20061122イズヴェースチヤの情報)※なお、日本などの外国への封書(20gまで)の   郵便料金は、2006月11月15日より、封筒代ぬきで、19,60ルーブリから22,50ルーブリに値上げされています(編集子)。

◎2007年の休日の振替:4/28(土)→4/30(月)、6/9(土)→6/11(月)、12/29(土)→12/31(月)。
   (20061115イズヴェースチヤ・20061116太平洋の星&沿アムール報知の情報)

☆ラヂオのある暮らし☆

◎「NHKワールド・ラジオ日本」放送時間・周波数表(2006年10月29日〜2007年3月25日)




ロシヤ国営ラヂオ「ロシヤの声」日本語放送・周波数表(2007年1月1日〜2007年3月24日)

日本時間 21.00-22.00/中波 630・720 /短波 5920・5995(kHz)
日本時間 22.00-23.00/中波 630・720 /短波 5920・5995・6005(kHz)

1月1日より中波放送が復活いたしました。630kHz(コムソモーリスク・ナ・アムーレ送信所)と720kHz(ユージノ・サハリーンスク送信所)の2波です。

☆HPアドレスは、http://www.vor.ru。インターネット放送もお楽しみいただけます。

☆リスナーズクラブ『日露友の会・ペーチカ』http://www003.upp.so-net.ne.jp/PECHIKA04-10-29/

☆ハバロフスク支局では番組「シベリヤ銀河ステーション」のインタヴューコーナーに友情出演してくださる方を募集しております。スタヂオ見学もどうぞお気軽に。
21-41-07か32-45-46 / 岡田)




【編集後記】
日本人会会報・季刊「六花」編集係では、
編集にご参加ご協力くださる方をお待ちしております!
次号の原稿の締切りは、2007年3月末日です。趣味のお話し、イヴェント&暮らしの情報、離任着任メッセージ、詩歌やエッセイなど、お気軽に編集担当(岡田)までお寄せください。(職場32-45-46自宅п彦ax21-41-07/メールokada@mail.redcom.ru)。それではみなさま、どうぞよいお年を。




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